通知

Google アド マネージャー 360 でのみご利用いただけます。

ピクセルタグに基づいて自社セグメントを構築する

広告を配信せずにセグメントにユーザーの情報を収集する

Google アド マネージャー 360 でのみご利用いただけます。

オーディエンス ソリューションは Google アド マネージャー 360 の機能で、ネットワークによっては有効になっていない場合があります。

この記事は、オーディエンス ソリューションの今後の変更に合わせて更新されました。

EU ユーザーの同意ポリシーに準拠し、オーディエンス ピクセルに基づいて欧州経済領域(EEA)のユーザーを対象としたオーディエンス セグメントを引き続き作成するには、2024 年 3 月までに、必要な同意シグナルをアド マネージャーに渡すよう変更する必要があります。

1x1 の透明なオーディエンス ピクセルタグをサイトまたはモバイルアプリに追加する方法により、広告を配信せずに自社オーディエンス セグメントを作成します。このピクセルタグは追加費用を支払わずに使用できます。アド マネージャー インプレッションの配信について課金されることはありません。たとえば、ピクセル タグを使用すると、購入レジのページにはアクセスするものの購入確認のページまでは進まないユーザーをトラッキングできます。

オーディエンス ピクセルの使用方法

  • 広告タグがないときに、サイトページまたはアプリの領域にアクセスしたユーザーの情報を収集する
  • 第三者のサイトまたはアプリ(たとえば広告主のランディングページ)からユーザーの情報を収集する
  • 特定のクリエイティブを目にしたユーザーの情報を収集する(ピクセルをクリエイティブ コードに埋め込む)
ヒント: オーディエンス ピクセルは、独自の広告枠からも収集したユーザーの情報の収集には使用しないでください。
1 つのセグメントへのデータの入力では、独自の広告枠かピクセルのどちらかを使い、両方は使用しないことをおすすめします。広告枠とオーディエンス ピクセルを使ってユーザーの情報を収集する必要がある場合は、[行動] ターゲティングで、2 つのセグメントを含む第 3 のセグメントを作成できます。

同意

EU ユーザーの同意ポリシーに準拠し、オーディエンス セグメントを引き続き作成するには、パブリッシャー様がピクセルタグを使用してオーディエンス セグメントに追加するユーザー識別子について同意を得ることが義務付けられています。以下のタグには、IAB TCF フレームワークで指定されたパラメータが暗黙的または明示的に含まれます。同意を得ていない欧州経済領域(EEA)のユーザーは、配信されたピクセルタグによって該当するオーディエンス セグメントに追加されることはありません。

ピクセルを使用するウェブ ディスプレイ サイトには、同意管理プラットフォームを統合する必要があります。アプリの場合は、アプリに同意管理プラットフォームを統合し、IAB TCF のwell-known locations を使用してピクセル タグを手動で作成する必要があります。

ウェブとモバイルアプリでユーザーの情報を収集する

タグを使用して、ウェブまたはアプリで自社セグメントを作成できます。

ヒント: ウェブ環境では、ウェブタグを使用することをおすすめします。ただし、TC 文字列を自分で入力する場合は、アプリタグを使用できます。

ウェブ

ウェブ用のタグの例:

<script async id="google-pcd-tag" src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/pcd.js" data-audience-pixel="dc_iu=/{ad-manager-network_code}/DFPAudiencePixel;dc_seg={segment_ID}"></script>
  • ウェブ用のタグでは、同意文字列の取得に JavaScript を使用するため、TCF パラメータは必要ありません。
  • Cookie は、このピクセルタグで指定された広告ユニットや Key-Value に一致するセグメントに自動的に追加されます。
  • Cookie の代わりにパブリッシャー指定の識別子(PPID)を使用できます。PPID について

アプリ

アプリ用のタグの例:

https://pubads.g.doubleclick.net/activity;dc_iu=/{ad-manager-network_code}/DFPAudiencePixel;ord=%%CACHEBUSTER%%;dc_seg={segment_ID}?gdpr=<0,1>&gdpr_consent=<tc string>&tfua=<0,1>&tfcd=<0,1>
 
  • Cookie は、このピクセルタグで指定された広告ユニットや Key-Value に一致するセグメントに自動的に追加されます。
  • モバイル広告 ID(広告 ID または IDFA)を取得するため、追加のパラメータを渡します。モバイル広告 ID を渡す方法について
  • Cookie やモバイル広告 ID の代わりに、パブリッシャー指定の識別子(PPID)を使用できます。PPID について

特定の広告を見たユーザーの情報を収集する

オーディエンス ピクセルタグをカスタマイズしてカスタムまたは第三者のクリエイティブ コード スニペットに含めて、そのクリエイティブを見たユーザーをオーディエンス セグメントに追加できます。

クリエイティブのインプレッション トラッキング URL で、対応しているマクロとともにオーディエンス ピクセルタグを使用することもできます。

例:

https://pubads.g.doubleclick.net/activity;dc_iu=/{ad-manager-network-code}/DFPAudiencePixel;ord=%%CACHEBUSTER%%;dc_seg={segment_ID}?gdpr=${GDPR}&gdpr_consent=${GDPR_CONSENT_755}&tfua=%%TFUA%%&tfcd=%%TFCD%%

オーディエンス ピクセル セグメントを作成してピクセルタグを生成する

オーディエンス ピクセルタグを使用するには、アド マネージャーで自社セグメントを作成します。各オーディエンス ピクセルでは特定のユーザー アクティビティがトラッキングされるため、オーディエンス ピクセルタグごとにセグメントを作成することをおすすめします。そうすると、アクティビティごとに個別のレポートを作成できます。

  1. Google アド マネージャーにログインします。
  2. [広告枠]、[オーディエンス] をクリックします。
  3. [新しいオーディエンス セグメント] をクリックします。
  4. セグメントの [名前] と [説明] を入力します。
  5. デフォルトでは、セグメントのステータスは [有効] です。
  6. (省略可、ただし推奨)セグメントに「カテゴリ」を割り当てます。
  7. [ピクセルベース] オプションを選択します。

    このオプションを選択すると、「DFPAudiencePixel」という名前の新しいトップレベルの広告ユニットが作成されます(この広告ユニットが存在しない場合)。また、[行動] セクションには、必要な広告枠と Key-Value のターゲティングが入力されます。デフォルトのターゲティングの値は削除しないことをおすすめします。別のターゲティングが必要な場合は追加できます。セグメントを保存すると、セグメント ID 値が割り当てられます。

    ネットワークでチームを使用している場合、「DFPAudiencePixel」広告ユニットをターゲットとするオーディエンス ピクセル セグメントを作成するには、チームとこの広告ユニットを関連付けておく必要があります。
  8. メンバーシップ条件を定義します。

    ユーザーがページまたはアプリの領域を表示したら必ずセグメントに追加されるように、セグメントへの追加はページビューまたはアプリの操作 1 回を条件にすることをおすすめします。このメンバーシップ条件の値としては、以下のものが自動的に設定されます。この値は、必要に応じて変更できます。

         ページビュー数: 1

         期限: 1 日(メンバーシップに必要なページビューは 1 回だけなので、どの値を設定しても関係ありません)

         メンバーシップ有効期間: 30 日間(デフォルト、他の値も選択できます)

  9. [保存] をクリックします。
  10. 目的のオーディエンス セグメントの名前を検索してクリックします。
  11. [タグを作成] をクリックします。
  12. (省略可)[PPID またはモバイル ID を挿入] チェックボックスをオンにして、使用する識別子タイプを追加します。
    [PPID またはモバイル ID を挿入] チェックボックスは現在ベータ版で、ネットワークによっては有効になっていない場合があります。この機能の一般公開の時期については、リリースノートをご覧ください。
  13. [タグをコピー] をクリックし、生成されたコードをデベロッパーに送付してコンテンツに実装してもらいます。

関連トピック

パブリッシャー指定の識別子(PPID)を追加する

オーディエンス セグメントに、Google マーケティング プラットフォームの Cookie またはモバイル広告 ID の代わりにパブリッシャー指定の識別子(PPID)を使用する場合は、タグを生成するときに [PPID を挿入] チェックボックスをオンにします([広告枠] > [オーディエンス] > [オーディエンス セグメント] > [タグを生成])。

[PPID を挿入] チェックボックスは現在ベータ版であり、ネットワークによっては有効になっていない場合があります。この機能の一般公開の時期については、リリースノートをご覧ください。

識別子の難読化に使用する文字セットに +=/$ が含まれている場合は、URL プレースホルダに挿入する前に、値を URL エンコードする必要があります。

 

ウェブ用のタグの例:

<script async id="google-pcd-tag" src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/pcd.js" data-audience-pixel="dc_iu=/{ad-manager-network_code}/DFPAudiencePixel;dc_seg={segment_ID};ppid={your_ID}"></script>

 

アプリ用のタグの例:

https://pubads.g.doubleclick.net/activity;dc_iu=/{ad-manager-network_code}/DFPAudiencePixel;ord=%%CACHEBUSTER%%;dc_seg={segment_ID};ppid={your_ID}?gdpr=<0,1>&gdpr_consent=<tc string>&tfua=<0,1>&tfcd=<0,1>
オーディエンス ピクセルの予測

オーディエンス ピクセルタグの完全な広告枠予測には、48 時間かかります。予測に必要な Cookie またはモバイル広告 ID の数については特に要件はありません。キャンペーン開始してすぐ予測データのレポートを作成するには、キャンペーン開始の 48 時間前までにオーディエンス ピクセルをサイトまたはアプリに設定することをおすすめします。また、ピクセルタグで呼び出す広告ユニットをターゲットに設定したオーディエンス セグメントを必ず作成しておきます。

ヒント: キャンペーンを開始してすぐ予測データのレポートを作成するには、キャンペーン開始の 28 日前までにオーディエンス ピクセルをサイトまたはアプリに設定します。また、ピクセルタグで呼び出す広告ユニットをターゲットに設定したオーディエンス セグメントを必ず作成しておきます。

第三者ウェブサイトにオーディエンス ピクセルを配置している場合は、ネットワーク外のウェブサイトでセグメント メンバーシップが収集されることになるため、予測結果は最初のうち不完全で精度の低いものになります。第三者ピクセルタグとオーディエンス セグメントの導入から 30 日が経過する頃には利用可能なデータ量が増え、この機能の精度は通常のレベルに近づきます。したがって、第三者ピクセルタグと関連するオーディエンス セグメントはできるだけ早く導入することをおすすめします。

この情報は役に立ちましたか?

改善できる点がありましたらお聞かせください。
検索
検索をクリア
検索を終了
メインメニュー
6989053079558728958
true
ヘルプセンターを検索
true
true
true
true
true
148
false
false