Accelerated Mobile Pages(AMP)プロジェクトは、すべての人にとってウェブをより良いものにすることを目指すオープンソースの取り組みです。このプロジェクトの目標は、どのデバイスや配信パターンでも高速に表示され、美しく、高いパフォーマンスを発揮するウェブサイトや広告を作成できるようにすることです。
AMP ページでディスプレイ広告が表示される仕組み
AMP ページを作成すれば、既存のディスプレイ広告をそのページに配信することができます。それにはまず <amp-ad>
タグを AMP ページに追加します。AMP ページで広告ネットワークの広告がリクエストされるときには、このタグが中心となって機能します。AMP では 100 を超える広告ネットワークがサポートされています。
- AMP ページに掲載する広告向けのおすすめの設定をご確認ください。この内容はあらゆる広告ネットワークに当てはまります。
- <amp-ad> タグはアド マネージャーで直接生成できます。コードを手動で編集する必要はありません。
- レポートを作成して、AMP ページで <amp-ad> タグが使用されているかどうかを確認できます。
- テスト用の AMP ページを設定し、広告が正しく配信されるか検証することをおすすめします。
- AMP ページの掲載結果を確認できます。
入稿に関しては、広告の掲載先が AMP ページの場合でもほとんど変更はありません。
アド マネージャーでは、AMP HTML 広告を使用することをおすすめします。AMP HTML 広告は、AMP ページにも AMP 以外のページにも配信できます。
ウェブストーリーでディスプレイ広告が表示される仕組み
AMP ウェブストーリーを作成したら、単一ページのストーリー広告を配信できます。ストーリー広告とは、ウェブストーリー内に全画面で表示される単一ページの広告です。
ウェブストーリーでは <amp-story-auto-ads>
タグが使用され、ページで <amp-ad>
を直接使用することはできません。
- ウェブストーリーにカスタム クリエイティブを入稿します。
- ウェブストーリーでプログラマティック広告の配信を有効にします。
- ウェブストーリーに掲載する広告向けのおすすめの設定をご確認ください。最適なユーザー エクスペリエンスを提供する方法が説明されています。
- 広告を表示するには、ストーリーに少なくとも 7 ページを含める必要があります。詳しくは、AMP ストーリー広告をご覧ください。
AMP ページとウェブストーリーに配信できる広告の種類
AMP は、コンテンツのリフローを伴わない広告でのみ機能します。そのため、インタースティシャルや自動エキスパンドなどの一部のフォーマットは AMP ではサポートされていません。AMP で使用できる広告機能のリストをご覧ください。
バナーやボックスは、ウェブストーリーのフォーマットにうまく組み込まれません。既存のモバイル クリエイティブや縦長のクリエイティブはストーリー広告に変換すると適切に機能します。