広告インプレッションの配信ペースを管理する
[広告の配信] 設定を使用すると、広告申込情報で広告の配信ペースを調整できます。デフォルトの設定([均等])では、広告申込情報の開始日から終了日まで広告が均等に配信されます。通常、広告主から別のペース設定にするよう求められているか、別の広告配信目標を達成しようとしている場合以外は、この設定が最適です。
- 均等: 終了日まで均等に配信されます(ただし、配信不足にならないように、目標の 5% 増まで配信される可能性があります)。
- できるだけ早く: スケジュールに関係なく、獲得できるインプレッションをすべて使用するように、ただし同等以上の優先度の他の広告申込情報の配信を妨げることなく、最大限に広告が配信されます。そのため、終了日より前に広告申込情報の目標を達成した場合は、予定より早く配信が終了する可能性があります。
- フロントローディング: 開始時は一時的に目標の 40% 増で配信し、その後、終了に近付くにつれて徐々に 5% 増まで引き下げて配信します。前半の合計インプレッション数は、フロントローディングを行わないときの想定よりも 25% ほど多くなることがあります。
[均等] と [フロントローディング] のどちらを選択した場合も、アド マネージャーでは次の情報に基づいて 1 時間ごとの配信目標を計算し、広告申込情報の配信スケジュールを決定します。
- 予約済みのインプレッション数
- 配信済みのインプレッション数
- 広告申込情報の残り時間
- 予測データ
- フロントローディング配信の係数
フロントローディング配信と均等配信の違いは、フロントローディング配信の係数(広告配信の増加率)のみです。フロントローディング配信では 25〜40% まで広告配信が増えます。一方、均等配信される広告申込情報は 5% までしか増えません。配信ペースについて詳しくは、広告申込情報の配信ペースが調整される仕組みをご覧ください。
均等配信の場合、インプレッション目標が大きいほど、期間全体でインプレッションを均等に分散させることができます。逆にインプレッション目標が限られている場合は、均等に配信されない可能性があります。