「過去」レポートをさまざまな通貨で表示する (ベータ版)
レポートの掲載結果データを特定の通貨で表示すると、広告を配信している国での広告枠の掲載結果をより詳細に把握することができます。こうした戦略的な情報は、掲載結果を総合的に理解するのに役立ちます。
「過去」レポートを作成するときに、レポートの通貨を選択できます。
レポートのデータを別の通貨で表示しても、支払い用の通貨、つまり アド マネージャー アカウントに関連付けられている通貨は変わりません。
対応している通貨を確認する
|
|
レポートの通貨を選択する
- Google アド マネージャーにログインします。
- レポートを作成します。
注: [レポートタイプ] では、必ず [過去] を選択してください。 - [レポート通貨] で をクリックし、リストから通貨を選択します。
サポートされているすべての通貨が表示されます。デフォルトでは、アカウントの通貨が選択されています。 - レポートの作成を完了 [実行] をクリックします。
為替レートについて
重要: 為替相場の変動により、通貨を切り替えたときにレポートに表示される金額にはある程度の誤差が生じることがあります。
1 日のレポートを作成する場合
1 日のレポートを作成する場合、レポート作成日ではなくイベント発生日の前日の最終的な為替レートが使用されます。
- 例: 5 月 5 日に、5 月 2 日のレポートを作成するとします。この場合、5 月 1 日のレートが使用されます。
一定期間のレポートを作成する場合
2 日以上の期間のレポートでは、「日付」ディメンションを追加しない限り、各日のデータにその前日の通貨レートが適用され、これらを集計したデータが表示されます。
- 例: 6 月 10 日に、6 月 2 日~6 月 3 日の期間のレポートをユーロで作成するとします。6 月 1 日のユーロの終値が 1.17 ドル、6 月 2 日が 1.18 ドルだった場合、6 月 2 日の収益指標には 1.17 ドル、6 月 3 日の収益指標には 1.18 ドルの為替レート(ユーロ対米ドル)が使用されます。「日付」ディメンションが含まれていない場合は、変換後のデータを集計した指標が表示されます。
例外: 「過去」レポートの「入札単価の範囲」ディメンションでは、期間の最終日の前日のレートが使用されます。
- 例: 期間が 7 月 1 日~7 月 5 日の場合、すべてのデータが 7 月 4 日のレートで変換されます。
通貨の選択がレポートに与える影響
使用可能なディメンションはすべて通貨の変換が可能です。以下の指標は通貨の選択が直接影響し、変更が反映されます。
「過去」レポート
ディメンション: 入札単価の範囲
指標:
- 合計の指標グループ
- 合計 CPM / CPC 収益
- 全体の CPM、CPC、CPD、vCPM 収益
- 広告サーバーの指標グループ
- 広告サーバーの平均 eCPM
- 広告サーバーの CPM / CPC 収益
- 広告サーバーの CPM / CPC 収益(合計)
- 広告サーバーの CPD 収益
- 広告サーバーの CPM、CPC、CPD、vCPM 収益
- 広告サーバーの CPM、CPC、CPD、vCPM 総収益
- ユーザーリスト費用
- 広告サーバーのアクティブ ビュー収益
- AdSense の指標グループ
- AdSense 収益
- AdSense 平均 eCPM
- AdSense のアクティブ ビュー収益
- Ad Exchange の指標グループ
- Ad Exchange 収益
- Ad Exchange 平均 eCPM
- Ad Exchange のアクティブ ビュー収益
- 収益グループの指標グループ
- 収益グループの見積もり収益額
- 収益グループの推定 CPM
- メディエーションの第三者 eCPM
- コンバージョンの指標グループ
- 広告主のビュースルー売上
- 広告主のクリックスルー売上
- 広告主の売上合計
- CPA 収益
- 入札の指標グループ
- 平均インプレッション単価
ユーザー メッセージ レポート
指標:
- Offerwall メッセージの指標グループ
- すべてのソースの推定収益額