CPA(アクション単価)は広告申込情報の課金モデルです。この課金モデルでは、広告クリエイティブを見たことがきっかけとなった可能性があるユーザーのアクションに対して課金されます。期待するアクションが特定の期間内(「ルックバック ウィンドウ」とも呼ばれます)に発生すると、そのアクションは広告クリエイティブの表示に関連付けられます。ルックバック ウィンドウ内に正常に完了したアクションは、「コンバージョン」とも呼ばれます。
CPA 広告申込情報の場合、CPM 広告申込情報や CPC 広告申込情報と比べて費用が高くなる傾向があります。
CPA 広告申込情報を設定する際には、アクティビティを広告申込情報に関連付けます。
コンバージョンと CPA 広告申込情報の関連付け
コンバージョンを CPA 広告申込情報に関連付ける際、アド マネージャーでは通常のアトリビューション プロセスにより、クリックやインプレッションが適切なルックバック ウィンドウ内に発生したものであるかを確認します。ただし、アクティビティが 1 つまたは複数の CPA 広告申込情報に関連付けられている場合、アド マネージャーはコンバージョンのアトリビューション プロセスを変更して、そうした広告申込情報を優先します。アトリビューションの階層は次のとおりです。
- 関連付けられた CPA 広告申込情報のクリック
- 関連付けられた CPA 広告申込情報のインプレッション
- クリックスルー コンバージョン
- ビュースルー コンバージョン
つまり、アド マネージャーでは、CPA 関連のクリックまたはインプレッション、クリックスルー コンバージョン、ビュースルー コンバージョンの順に探します。該当する CPA 関連のクリックやインプレッションが複数ある場合、最新のクリックが優先されます。CPA 関連のインプレッションしか存在しない場合は、最新のインプレッションが優先されます。CPA 関連のクリックやインプレッションについては、相対的な料金はコンバージョンのアトリビューションでは考慮されません。
CPA 広告申込情報を設定する
広告申込情報を設定するには:
- 手順に沿って広告申込情報を追加します。アクティビティがあり、コンバージョン トラッキングを利用する広告主を選択します。
- [設定] で、[レート] を [CPA] に設定します。
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[アクティビティ] テキスト ボックスで、アクティビティを選択します。
- [クリックスルー CPA] に、ユーザー クリックに関連付けられるアクション単価を入力します。
- (省略可)[ビュースルー CPA を入力] をクリックし、ユーザー インプレッションに関連付けられるアクション単価を追加します。ビュースルー CPA を追加しない場合、ユーザーがこの広告申込情報を表示してからアクションを完了したときにビュースルー コンバージョンはカウント可能なままですが、その際、広告申込情報にさらに費用が追加されることはありません。
コンバージョンの制限はサポートが終了しています。配信を終了するには、広告申込情報を一時停止またはアーカイブしてください。
- (省略可)さらにアクティビティを広告申込情報に追加するには、手順 3~5 を繰り返します。
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広告申込情報を保存します。
CPA による課金がサポートされていない広告申込情報タイプ
CPA 課金モデルでサポートされるのは、目標または割合に基づく配信優先度の設定のみです。したがって、以下の広告申込情報タイプは CPA に対応していません。
- 価格優先
- ダイナミック アロケーションの広告申込情報
- Ad Exchange
- AdSense
- AdMob
- 自社
- 優先取引
CPA 広告申込情報のレポートを作成する
CPA 広告申込情報の収益結果を評価するには、アド マネージャー レポートの「コンバージョン」セクションの「CPA 収益」指標を使用します。「広告申込情報」ディメンションを含めると、CPA 広告申込情報別の収益の内訳を確認できます。
プログラマティック直接取引で使用できる機能をご確認ください。