Google アド マネージャーとスタジオ
サイト運営者様や広告主様は、スタジオを使ってリッチメディア クリエイティブを管理できます。これらのクリエイティブは、アド マネージャー ネットワークに共有またはプッシュして、広告申込情報に追加できます。なお、一部の Google アド マネージャー ネットワークはスタジオと統合できない場合があります。詳しくはアド マネージャーの管理者にお問い合わせください。
フローティング クリエイティブは、ウェブページ上に「浮かぶ」タイプのページ外クリエイティブです。このクリエイティブは、非同期の Google パブリッシャー タグや iframe 広告タグには対応していません。アド マネージャーでクリエイティブをプレビューする場合は、[新しいウィンドウで開く] をクリックすると、広告の正しい位置を確認できます。この記事では、スタジオ バージョン 2 に組み込みのスタジオ フローティング クリエイティブについて説明し、アド マネージャーでこのクリエイティブを入稿する場合のおすすめの方法を紹介します。
スタジオ バージョン 2 クライアントとアド マネージャーを関連付けてリッチメディア フローティング クリエイティブをネットワークに送信した後に、クリエイティブの画面で次の調整を行います。
広告をページに配置する
次の配置用の項目を編集して、ページ上のフローティング クリエイティブの位置を変更します。
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上: ブラウザの上端からクリエイティブまでの距離をピクセル数または割合(%)で指定します。0 の場合、クリエイティブは上端に揃います。100% の場合は下端に揃います。100 ピクセルの場合は、上端から 100 ピクセル離れた位置になります。
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左: クリエイティブとブラウザの左端の間の距離(ピクセル数または割合)です。0 の場合はクリエイティブが左端に揃えられます。100% の場合はクリエイティブが右端に揃えられます。100 ピクセルの場合は、クリエイティブが左端から 100 ピクセル離れて配置されます。
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固定位置: ブラウザをスクロールしたときに、クリエイティブが同じ位置に固定されます。クリエイティブがページに合わせて移動するようにする場合は、クリエイティブの固定を解除します。
広告ユニットを設定する
クリエイティブの設定が終わったら、ウェブマスターに連絡して、リッチメディア フローティング クリエイティブを配信する広告タグに適切なページ外属性が含まれていることを確認してもらいます。
広告タグの <head>
部分に defineOutOfPageSlot
関数が含まれていることと、タグの <body>
部分の div ID に -oop
という接尾辞が含まれていることをウェブマスターに確認してもらう必要があります。
タグ生成ツールで [ページ外ユニット] を選択すると、ページ外広告タグを作成できます(方法については広告タグを作成するをご覧ください)。
ピールダウン(ページカールまたはピールバックとも言います)は、通常ウェブサイトの右上隅に配置されるタイプのフローティング クリエイティブです。このクリエイティブの場合は、[上] を 0%、[左] を 100% に設定します。