サイトの未販売の広告枠を埋めるときに使用する広告申込情報のタイプです。バルクの広告申込情報には次の特徴があります。
- インプレッションの特定数量を入力できる。
- ネットワーク内の未販売の広告枠を解消できる。
- 予測結果に反映されない。
- AdSense や Ad Exchange と直接競合できる。
バルクの広告申込情報が他の間接販売の広告申込情報と競合する仕組み
広告申込情報は、優先度ごとに目標のタイプに基づいてグループ化され、目標または上限に達するまで次の優先順序で配信されます。
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割合(%)目標(トラフィックのうち一定の割合、または独占販売)が設定された広告申込情報。例としてネットワークの広告申込情報があります。
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固定目標(インプレッション数やクリック数)が設定された広告申込情報。例としてバルクの広告申込情報があります。
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無制限(非保証型で、クリック数やインプレッション数に上限を設定)の広告申込情報。例として価格優先の広告申込情報があります。
ネットワークで AdSense や Ad Exchange と他の間接販売の広告申込情報が競合するよう設定している場合、広告サーバーは上記の各段階で配信可能な AdSense や Ad Exchange がないかどうかも確認します。
AdSense または Ad Exchange の広告申込情報の CPM が、Google アド マネージャー Small Business によって選択された CPM よりも高い場合は、アド マネージャーによって AdSense または Ad Exchange の広告申込情報が配信されます。このため、バルクの広告申込情報でインプレッション数を 3,000 回に設定していても、AdSense や Ad Exchange が毎回選ばれた場合、バルクの広告申込情報は配信されずに終了する可能性があります。詳しくは、Ad Exchange の広告申込情報と空き枠の広告申込情報が競合する仕組みをご覧ください。
詳しくは、広告の選択に関するホワイト ペーパーをご覧ください。
統一オークションで価格を基準として競合しない価格優先、バルク、ネットワークの広告申込情報(レートが 0 で仮想 CPM が設定されていない広告申込情報など)は、自社広告申込情報として扱われます。
広告申込情報が上限を超えて配信される原因
広告申込情報で配信済みインプレッションの合計が 1 日または全期間の上限をわずかに超える原因としては、配信数が上限に達してから後発インプレッションがカウントされたか、配信数が上限に達したタイミングと同時にリクエストが発生したことが考えられます。