米国のプライバシー関連州法に関するガイダンス

IAB の Global Privacy Platform(GPP)をサポートする

パブリッシャー様が標準化されたフレームワークで米国のプライバシー法を遵守できるようサポートする

注: アド マネージャーおよび「プライバシーとメッセージ」機能において、GPP の米国全土文字列が広告配信でサポートされるようになりました。

現時点では、アド マネージャーで追加の GPP 文字列をサポートする予定はありません。

Google はパブリッシャー様に対して、Google と連携するために IAB Multi-State Privacy Agreement(MSPA)に署名することを義務付けていません。アド マネージャーは、IAB Privacy の Multi-State Privacy Agreement(MSPA)認定パートナー プログラム(CPP)の認定を受けています。MSPA 認定パートナーは、MSPA に署名しなくても MSPA の対象となる取引を処理できます。

Google は GPP の使用を義務付けていません。GPP は、パブリッシャー様が米国のプライバシー関連州法を遵守するために使用できるいくつかの方法の 1 つにすぎません。

IAB の Tech Lab によって開発された Global Privacy Platform(GPP)は、プライバシーに関するユーザーの同意についての設定を保存して渡すための標準化されたフレームワークです。

アド マネージャーは、米国のプライバシー法遵守のためにこのフレームワークの使用を希望するパブリッシャー様と同意管理プラットフォーム(CMP)を対象に、GPP v1.1 をサポートします。該当のプライバシー法が存在する米国の州では、GPP または同意管理プラットフォームの使用は必須ではありません。

欧州経済領域(EEA)または英国のユーザーに配信される広告については、認定された同意管理プラットフォームを使用して、引き続き IAB ヨーロッパの TCF が使用されます。GPP を通じて送信された TCF 文字列は受け付けられません。

IAB は 2024 年 1 月に米国プライバシー文字列を廃止しましたが、アド マネージャーでは、ウェブとアプリのパートナーをサポートするため、GPP を優先して米国プライバシー文字列の読み取りを継続します。米国のプライバシー関連州法を遵守する目的で IAB フレームワークの使用を選択したパブリッシャー様と CMP は、米国プライバシー文字列ではなく、GPP 文字列を使用することをおすすめします。

:GPP v1.0 はサポートされておらず、パブリッシャー コンソールでエラー GPP_ERROR_STRING_IS_DEPRECATED_SPEC が返されます

Global Privacy Platform の仕様

アド マネージャーでは、GPP の文字列として、米国全土カリフォルニアバージニアコロラドコネチカットのみを受け付けます。

また、GPP のサポートの一環として、IAB カナダの TCF、米国プライバシー文字列、米国ユタ州、IAB EU TCF v2.2 は受け付けません。

パブリッシャー様は CMP パートナーと連携して、IAB EU TC 文字列が IAB EU TCF v2.2 仕様に基づいて生成されるようにしてください。

米国全土

次のいずれかの条件が満たされると、Google は制限付きデータ処理(RDP)をトリガーします。

  • 消費者の個人情報の販売をユーザーがオプトアウトしている。
  • 消費者の個人情報の共有をユーザーがオプトアウトしている。
  • ターゲティング広告を目的とする消費者の個人データの処理をユーザーがオプトアウトしている。

Google は、米国全土文字列の上記フィールドのみを読み取ります。

カリフォルニア

次のいずれかの条件が満たされると、Google は制限付きデータ処理(RDP)をトリガーします。

  • 消費者の個人情報の販売をユーザーがオプトアウトしている。
  • 消費者の個人情報の共有をユーザーがオプトアウトしている。

Google はカリフォルニアの米国州文字列の上記フィールドのみを読み取ります。

バージニア、コネチカット、コロラド

次のいずれかの条件が満たされると、Google は制限付きデータ処理(RDP)をトリガーします。

  • 消費者の個人情報の販売をユーザーがオプトアウトしている。
  • ターゲティング広告を目的とする消費者の個人データの処理をユーザーがオプトアウトしている。

Google はバージニア、コネチカット、コロラドの米国州文字列の上記フィールドのみを読み取ります。

Global Privacy Platform を使用した未成年者向けの同意シグナル

IAB の Global Privacy Platform は、パブリッシャー様(または CMP)が、未成年者または子供向けの広告枠(またはその両方)に追加の考慮事項を求める米国のプライバシー関連州法に対応するため、関連する同意シグナルを渡す機能を提供しています。COPPA やその他の関連規制を遵守できるよう、子供向け取り扱いのサイト、アプリ、リクエストをタグ付けする際は、引き続き Google のツールを使用することをおすすめします(AdSenseAdMobアド マネージャー)。

米国全土

次のいずれかの条件が満たされると、リクエストは子供向け取り扱い(TFCD)としてマークされます。

  • 13 歳未満の消費者の個人データまたはセンシティブ データを処理することへの同意がある、または同意がない。

次のいずれかの条件が満たされると、リクエストは制限付きデータ処理(RDP)をトリガーします。

  • 13~16 歳の消費者の個人データまたはセンシティブ データを処理することへの同意がない。

カリフォルニア

次のいずれかの条件が満たされると、リクエストは子供向け取り扱い(TFCD)としてマークされます。

  • 16 歳未満の消費者の個人情報を販売することへの同意がある、または同意がない。
  • 16 歳未満の消費者の個人情報を共有することへの同意がある、または同意がない。

バージニア、コロラド

次の条件が満たされると、リクエストは子供向け取り扱い(TFCD)としてマークされます。

  • 既知の子供からのセンシティブ データを処理することへの同意がある、または同意がない。

コネチカット

次のいずれかの条件が満たされると、リクエストは子供向け取り扱い(TFCD)としてマークされます。

  • 既知の子供からのセンシティブ データを処理することへの同意がある、または同意がない。
  • 次のいずれかの条件が満たされると、リクエストは制限付きデータ処理(RDP)をトリガーします。
  • 13 歳以上 16 歳未満の消費者の個人データを販売することへの同意がない。
  • ターゲティング広告を目的として 13 歳以上 16 歳未満の消費者の個人データを処理することへの同意がない。

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