2021 年 6 月の WWDC で、Apple は IP アドレスの匿名化プライバシー機能を発表しました。
アド マネージャーの地域ターゲティングは今後もおおむね想定どおり動作する見込みですが、この機能により、アド マネージャーで Safari トラフィックに対して設定できる地域ターゲティングの詳細レベルが制限される可能性があります。その結果、国より詳細なレベルの地域ターゲティングを設定したアド マネージャーの広告申込情報、特に Safari をターゲットとする広告申込情報はパフォーマンスが低下する可能性があります。また、Safari ユーザーの地域を特定できない場合、広告配信にはデフォルトで制限付きデータ処理モードが適用されます。
影響のある広告申込情報を確認する
Apple の今回のリリースの影響を受ける可能性があるアド マネージャー広告申込情報を把握するには、次のような条件を使用してアド マネージャー レポートを作成します。
- 期間 = 過去 30 日間
- フィルタ = 「Safari」を含むブラウザ
- ディメンション = 広告申込情報
- 指標 = 広告サーバーのインプレッション数
このレポートで、Safari をターゲットとしている広告申込情報を特定し、これらの広告申込情報の地域ターゲティングの詳細レベルを確認することをおすすめします。一般的に、詳細レベルが低いほど、今回の Apple のリリースによる影響は小さくなります。
詳しくは、アカウント マネージャーにお問い合わせください。