クローキング広告を報告する

不要な広告と不正な広告を判別する方法と対処方法

クローキング広告とは

不正な広告の中には、最初は害のない偽のクリエイティブとランディング ページを広告サーバーに送信するものがあります。そして配信時に広告の外観や動作を変え、「有名人のなりすまし」や「フェイク ニュース」といった煽情的なコンテンツと、ユーザーを不正トランザクションに導くランディング ページへのリンクを表示します。こうした不正な広告は、クローキング広告と呼ばれます。

広告枠にこのような広告が配信される場合、Google のシステムで認識されている広告とは異なる広告がサイトやアプリに表示されていることになります。この場合、クローキングされたランディング ページの URL などの明確なシグナルを広告レビュー センターで検索したり、保護ルールでクローキングされた URL を指定して広告をブロックしたりすることはできません。クローキング広告が配信された場合は、Google で不正なアクティビティのソースを迅速に特定できるよう、次の手順でご報告ください。

こうした不正な手法は使われていないものの、広告枠への配信に適さない不要な広告もあります。クローキング広告でない不要な広告は、簡単にブロックして広告レビュー センター(ARC)で報告できます。

クローキング広告を報告する

ステップ 1: 不正な広告のスクリーンショットを撮る

不正な広告の報告では、スクリーンショットを提出していただきます。スクリーンショットは、Google で広告を調査して特定する際に役立ちます。

  1. ウェブブラウザまたはモバイルアプリで、報告するディスプレイ広告が表示されている場所に移動します。
  2. 不正な広告のスクリーンショットを撮ります。スクリーンショットについて、次の点をご確認ください。
    • サイトまたはアプリに実際に表示されている広告を撮影したものである。
    • PNG 形式で保存し、事前処理、拡大、切り抜き、アノテーションの追加などを行っていない。JPG 形式などの不可逆画像圧縮は使用しないでください。広告ソースの特定に役立つ透かしが破棄されてしまいます。お使いのデバイスでのアドバイスが必要な場合は、システム管理者にご相談ください。
  3. 後から簡単にアクセスできる場所にスクリーンショットを保存します。

ステップ 2: サポート フォームに入力する

  1. パブリッシャー サポートのお問い合わせフォームに移動します。
  2. 必要な情報を入力します。
  3. [クリック文字列] に有効なクリック文字列を入力します。
  4. 手順については、広告のクリック文字列を確認するをご覧ください。
     
    クリック文字列は、ウェブブラウザまたはモバイルアプリのディスプレイ広告から取得できます。有効なクリック文字列には、「googleads.g.doubleclick.net/aclk?…」や「adclick.g.doubleclick.net/pcs/click?…」などのシステムへの参照が必ず含まれます。
  5. [ファイルを添付] で [ファイルを選択してください] をクリックします。不正な広告のスクリーンショットを添付します。
  6. フォームに他の必須情報や関連情報を入力します。
  7. [送信] をクリックします。

よくある質問

クリック文字列を提出できない場合

有効なクリック文字列を提出できない場合は、クエリ ID を提出できます。クリック文字列と同様、クエリ ID も広告ソースの特定に役立ちます。なお、クエリ ID は、ウェブブラウザに表示されたディスプレイ広告から取得できますが、モバイルアプリでは取得できません。

クエリ ID を確認するには、Google パブリッシャー コンソールを開きます。

「URL を修正する方法」でコンソールを開かないようにしてください。ページを再読み込みすると、ブラウザ ウィンドウから不正な広告とクエリ ID が意図せず削除されてしまいます。

上記の方法を使用できない場合

明示的に指示があり、上記の方法を使用できない場合に限り、HTTP ログを提出することができます。

それ以外の場合は、不正な広告の調査に関するサポートへのお問い合わせに HTTP ログを提出されないようお願いいたします。ログファイルの記録はエラーが発生しやすく、ログファイルの調査には上記のどの方法よりも時間がかかります。

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