パブリッシャーは別のパブリッシャーの広告枠へのアクセスをリクエストできます。アクセスをリクエストするパブリッシャーは「親パブリッシャー」と呼ばれます。広告枠を共有するパブリッシャーは「子パブリッシャー」となります。
親パブリッシャーは、1 つ以上の子パブリッシャーに招待状を送信できます。
通常、MCM の子ネットワークの承認プロセスは数日で完了しますが、2~4 週間かかる場合もあります。
オンボーディング プロセス中の子パブリッシャーのステータスについて詳しくは、子パブリッシャーの準備状況を確認するをご覧ください。
1 つの子パブリッシャーを招待する
クライアント管理の招待状を送信する手順は以下のとおりです。
- Google アド マネージャーにログインします。
- [管理者]、[クライアント管理] をクリックします。
- [子パブリッシャー] タブをクリックします。
- [新しい子パブリッシャー] をクリックします。
- 提案する委任タイプとして [広告枠の管理 ] を選択します。
その他の詳細情報を追加します。
- 子パブリッシャーの名前を入力します。
子パブリッシャーの名前は他の子パブリッシャーと重複しない、固有の名前である必要があります。 - 招待状の送信先となる子パブリッシャーのメールアドレスを入力します。
有効な他の子パブリッシャーと重複しない、固有のメールアドレスを指定する必要があります。 - (省略可)子パブリッシャーがすでにアド マネージャー アカウントを持っている場合:
- 対象となる子ネットワークのネットワーク コードを入力します。
ネットワーク コードは、アド マネージャー ネットワークを識別するための固有の番号です。子ネットワークの場合、このコードは [管理者] [全般設定] [ネットワーク設定] で確認できます。 - 子販売者 ID を入力します。
詳しくは、販売者 ID についての記事をご覧ください。
- 対象となる子ネットワークのネットワーク コードを入力します。
招待状を送信する場合:
広告枠へのアクセスをリクエストするため相手側ネットワークに送信する招待メールのプレビューが表示されます。メールにはお客様のネットワーク名と ID が記載されます。
- [招待状を送信] をクリックします。
複数の子パブリッシャーを招待する
一度に最大 1,000 件の子パブリッシャーを招待できます。まずは、少数の子パブリッシャーを招待し、プロセスに慣れたら徐々に増やしていくことをおすすめします。
複数の子パブリッシャーを招待する場合は、CSV ファイルを使用します。「広告枠の管理」と「アカウントの管理」の子パブリッシャーを 1 つのファイルでアップロードできます。「広告枠の管理」のエントリに収益分配率のデータを含めると、アップロード エラーが発生します。
- [管理者]、[MCM]、[子パブリッシャー] をクリックします。
- [子パブリッシャーをアップロード] をクリックします。
- (省略可)形式の要件を確認するには、[CSV サンプル ファイルをダウンロード] をクリックします。
- アップロード オプションを選択します。
- [参照] をクリックして、CSV ファイルを選択します。
- CSV ファイルをボックスにドロップします。
- ファイルをアップロードしたら、[確認] をクリックします。
アップロード後にエラー メッセージが表示された場合は、ファイルを修正して再度アップロードします。
招待をフォローアップする
子が親の招待を承諾するまで、親は子の詳細なステータス情報を閲覧できません。
招待状の有効期間は 90 日間です。90 日以内に子パブリッシャーが招待を承諾しなかった場合は、招待状を再送信できます。プロポーザルを変更する必要がある場合は、招待を取り消します。子のステータスが [無効] になったら、新しい招待状を送信します。
招待をフォローアップする
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Google アド マネージャーにログインします。
- [管理者]、[クライアント管理] をクリックします。
- [子パブリッシャー] をクリックして、子パブリッシャーの名前をクリックします。
- 保留中の招待について契約を取り消すなどの選択をします。
- [保存] をクリックします。
招待のステータスと MCM の準備状況について
親が招待をフォローアップする方法は、子パブリッシャーの MCM の準備状況によって異なります。招待の有効期限が切れた場合、子が招待を拒否した場合、親が取り消した場合、MCM の準備状況は「無効」に変わります。
子のステータスが [準備未完了] で、招待ステータスが以下の場合:
- 保留中: 子による招待の承諾待ちです。この子との取引をやめる場合は、招待を取り消すことができます。
子が「無効」で、招待が以下に該当する場合:
- 親が取り消した場合: 再交渉して招待状を再送信できます。
- 子が拒否した場合: 再交渉して招待状を再送信できます。
- 期限切れ: 再交渉して招待状を再送信できます。